Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

ICTで何ができるのか。

「第1回反転セミナープレゼンターは相談者」に参加して。

 さる2月22日(土)デジタルハリウッド大学大学院で開催された勉強会
 質問者として参加しました。
(準備した資料の一部です、下の図↓) 
 
 ICT導入の課題として
 左上(円柱)の所のハードの整備と右下(月)の外からの評価を結ぶ対角周辺が課題点となっているもので、推進を阻止する事柄。
 
 右上(太陽)と左下を結ぶ対角周辺が、推進しようとする原動力。
 図の上方がハード(物)や外部の要因・下の方が推進者マインド
 
 このような要素を何気なく置いてみました。
 


イメージ 1

 これだけの課題を克服しながら
現場でICTを導入して授業をするには
この課題を乗り越えようという強い「動機」が必要です。
 
 そこで考えたいこととして
 
 私の想定している「現場」はリアルな学校・教室であるということ
 
 だから
 
 Dデジタルか?Aアナログか?のどちらでもない両方が重なり合う部分。


イメージ 2
 


 
 世間で論じられている論調は「DかA」の2因子に分けられているのが気になる。
 
 マスコミでは特に「Dデジタルはすばらしい、Dデジタルこそが未来の授業だ!」といった論調に触れることが多い。
 現場では「いやいやアナログ(チョークトーク)だ、生身の人間が教える良さに勝るものはない。」
 両者は平行線なのだろうか?
 
 DもAも それはそれで得意とする領域があることだろう。
 そして、対象とする生徒も違うだろう。
 能力が高くてモチベーションも高い生徒にはデジタルが、
 
 そうでは無い場合はアナログが優位な気がする。
 
 しかし、学校という現場に最も多いのは「その中間にいる生徒」ではないのか?
 だから
 
 私が考えて行きたいのはAとDの交差している「?」マークの所だ。
 「?」の所をより高めていくにはどうすれば良いか?
 
 せっかく学校に「ライブ」の授業があるんだ!
 
 これを考えるのがここでのテーマなんだな。
 
 時代や技術の発展発達に合わせて
 ここを考えて行かないと「ライブ」である意味も無くなってしまう気がする。