Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

LeaningDesignCommunity   合同zoom研修会報告

昨日の感想と個人メモ             

報告内容 昨日のzoom研修で考えたこと。

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現在の取り組みと課題→未来

 

・ここまでの自身の取り組み
3月前任校
 個人的にYouTube動画配信
 → 市販ワークノートベース
 → ロイロノートで生徒・教師との相互交流

 

4月人事異動後 続けてYouTube動画配信
・ここまでは個人の活動 ここからは 組織としての取り組みへ
 Googleクラウド共有での動画配信
 学校メールで告知 
 Classiが復旧後はClassiにて告知

・平行して 登校日を学年ごとに午前午後実施 
 Classiの利用方法 ICTアクセス環境についてのアンケート

 二週に1回程度の郵送(各家庭) ・・・・アナログも併用
 職員Zoom研修2回 
  来週より学年ごと各クラス 週1回のZoomホームルーム予定 (双方向を模索)

 

・ここからの課題
 2つの心配 → 学力保障とメンタルケア   
・評価の問題 課題テスト・定期テストの実施方法
・登校授業開始後の 休業中の動画授業等の扱い
 5/31という休校期間が短縮された場合の対応も考慮
 進路保障に繋がるか? 

 

・研修後
・研修を終わって考えたこと
・keywordは「格差」
・学校間格差  生徒間格差 そして 教師間格差 
 自治体や設置者によってICTの活用環境が全く違う。
 全員がLTE端末持っている私立からスマホですら揃わない地方公立

定時制の場合はさらに・・・・

 (持っていない生徒への対応が動いている学校と放置の学校)

・LMS(ラーニングマネジメントシステム)が確立されている学校とそうでない学校。
 (Cラーニング・Googleクラスルーム・クラッシー・チームス・スタディーサプリ)

・シーンに応じてアプリケーションを使い分けている学校とそうでない学校
 (YouTube・zoom・ロイロ・Googleフォーム・ハングアウトミート・Gスイート)

・生徒・教師全員がアカウント(Googleなど)を持っている学校と

 持ってっていない学校。
・教師用の端末が支給されている学校と私物を使っている学校

・実技の多い専門高校での実習・体験の問題 (農業高校の生きものの世話)
・進学だけじゃ無ない! 高校生の就職活動の問題
・最も深刻なのは「学校を続けられない」経済問題が発生している生徒の発生


・「学習面」では自立走行(自学自習)できてどんどん学習を進めている生徒もいれば、

 教師によるケアが必要な生徒もいる。

・高校3年生は入試や就職が今後どうなっていくのか、あまりに情報が無い。
 (進路課でホームページを立ち上げて情報発信している先生もいる。)
・特に新入生、都立は入学式もクラス発表もできていない!

 体育館にイスが並んだままという現実
・新入生は何をして良いのか分からないままの日々
・自学しても「理解できている」という確信が持てない、学びの実感が無い。
 質問をする場が無いと学びが進められない。(対話によって賢くなる場が必要)


・私立学校の広報(もちろん公立も必要)活動、デジタルだけでは魅力を伝えられない。
 小学校6年生・中学校3年生の授業が進められていない中、私立の場合、入試問題作成

 という難問がある事。

 

・通信量のダイエットを心がける。

 

・複数の学校での勤務は使っているアプリやシステムが違うのでとても大変。

 

 これから始まるwithコロナ ニューノーマルな日常に向けての課題
・登校させた後の活動 ・・・「格差拡大」という現実 
 例えば授業 何分の授業を何コマするか 
 三密を避けるために教室の使い方
 一度に授業を受ける生徒数 
 (40人は無理、同じ授業20人×2回では過酷過ぎる、動画や配信も併用という現実)
 ICTを活用した大人数のリアルミックス

・必要となる施設・設備・装備 
 (机の配置・ついたて類・除菌・換気・教師の装備・・・)
 
・さらに休校延長が続き学習活動が継続できるための「プランB」や
 再開後突然休校になった時の対応「プランC」も必要
 
・評価の問題 定期考査の実施 模擬試験の実施 (試験が無いと学習しない現実)

 休校向けと登校授業でICTツールの使い分け。

 

活路と希望 光もある!?♡

・生徒も発信・生徒も主役になる。
 ICTで 生徒→教師間の交流だけで無く 

 生徒→生徒の交流を促進していく。

 何でも学校や教師が行うのでは無く「自助・共助・公助」の発想で

 生徒間で学び会う工夫。
 ボランティアも募る。

 ☆その際注意したいのは「マナー」、

 学校の設ける場は私的なラインのグループでは無いということ、

 クラスという様々な価値観の中で学び会う場、ルール作りと教師の適切な介入。

 

・新しい日常では世界がより身近に
 デジタル空間での「探究」活動 (♡まさに今我々が対話を通してしていること)

・いつものメンバー+デジタルだからこそできる外部講師(スペシャルゲスト)の招聘、
 普段は一緒に学べない仲間との学びが簡単に実現出来るという機会

 (今回の研修もそう)
・ライブの「教室での空気」感を構築したい。
 →デジタルの場での共同作業、課題解決・新しい価値の創造

 

 ☆国際学会で学んだアクティブラーニングの4つの原則
  「持ち寄る・チームプレー・落ちこぼさない・新しい価値の創造」

  これを実現することがこれからの未来を創る。

  最低限デジタルでのマナーこれは

  これからの仕事・働き方にも繋がる能力だと考える。

 

・学校という枠を飛び越えた「学校行事(学校祭・発表会など)」の実現。

 →世界へ → これがStandardに(となると語学・自動翻訳しながら進められるかも!)

 暗い話題ばかりでは無い!?♡