Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

科目横断型授業のパターンと特性

科目横断型授業に挑戦した。
 
 昨年の2月に2年生に対して行った世界史×地理のコラボだが
今回は2年生の地理選択者だけという集団に
世界史の先生をお招きして実施
世界史に関しては昨年度全員は履修しているのだが・・・・
 本日は様子が違う
盛り上がるのには盛り上がるのだけれども
何か足りない
そこで分析してみた。
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 前回、初挑戦にも関わらず、すごく上手くいったのは③のパターン
今回は②のパターン
 実施して思ったのは、昨年学習しているはずの世界史の知識が
薄れてしまっているということ。そのため議論がなかなか深まらず
どうしても現在履修している地理の内容が多めになってしまう点。
 やはり
違う科目を学んできた生徒間の混在でグループワークを進める③のパターンが活発になる点と議論が深まる点では理想的だ。
 ④の領域もあるのだろうがそこはいまだ踏み入れたことは無い、選択の科目の相手方の先生が出張などで自習になったりした場合は可能だと思われるが、計画的に事前に組み込んでおくことはなかなか難しい。
 
 本日の授業実践は長崎県からお越しいただいた先生方にも見ていただいた。
自分たちの反省としてその他は
・ルーブリックとワークシートの整合性の再考、共鳴していない点。
・発問の趣旨の理解が薄れてしまって、いつしか細部に生徒がこだわりすぎていた点。
・班別発表に時間が足りなくなって、多くの版画発表する機会が持てなかった点が挙げられる。(この点に関しては今後、ICTの活用が考えられる場面と思う。)
 
 実践しないと分からない事が学べたという点では小さな一歩は刻めた。
 
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明日は模試と難関大・医学部進学希望者説明会です。