Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「21世紀型スキル」と評価

「評価する」とは何か?ここからスタートする

 それは、きっと「テストをどうやってしたら良いか?」だけではないだろう
 いったい何を評価すべきなのか?
 評価は教えることの全てに関わる大きなテーマだ
 
 アクティブラーニングの学び方では
 従来の学び方とはゴールが違うので
 新しい学び方には新しいゴールが必要となる
 「21世紀型スキル」に対する評価と新しい学びのゴール
 21世紀に必要とされるスキルは19世紀に必要とされたスキルとは異なる
 
  人がひとり単独でできることばかりではなくて
 むしろ複数の人が集まって1つの課題を成し遂げることのが
 重要になってきている
  そのような中で
 アメリカ・ヨーロッパの大学・企業を中心に
 21世紀に求められるスキルを同定して
 それを上手く学べるように学習環境を開発し
 評価する研究を国際的に推進している。
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  ATC21S  では 「スキル」に着目している
 (Assessment and Teaching of 21st Century Skills)
  http://www.microsoft.com/education/en-cy/leadership/Pages/assessment.aspx
 
 21世紀型社会に必要な力を選び
 それを詳しく定義したものとしてはOECDが設定した
 DeSeCoのキーコンピテンシーPISA型読解力が挙げられる
 DeSeCo(Definition and Selection of Competencis)
 ↑コンピテンシーの定義と選択についてのプロジェクト
・これは
・カテゴリー1
 相互作用的に道具を用いる
 (この中にPISA型読解力も含まれる)
・カテゴリー2
  異質な集団で交流する
・カテゴリー3
  自立的に活動する

・これら3のカテゴリーの「キーコンピテンシーモデル」
 が示されている
 
 
学びのゴールはどうあるべきなのだろうか?(つづく)