地歴地理では「地理探究」と「地理総合」が導入される。
この二つの科目の違いは
先日公表された
学習指導要領解説を読めば良いが
ざっと読んだだけでは
気がつかない点もあるかも知れない。
そこで
この二つの科目について
学習指導要領解説の中で示されている
「科目の要点」部分の解説テキスト文を機械的に比較してみた。
ユーザーローカル テキストマイニングツール
( https://textmining.userlocal.jp/ )で分析
「さらに『ネガポジ』で分析」
・「地理総合」だけにみられる用語としては
「技能」「自然災害」「生活圏」「防災」といった用語
・「地理探究」だけに見られる用語は
「国土」「系統」「資源」「地誌」
・「ネガポジ」マップでは
「地理探究」に良くでてくる名詞として
「項目」「探究」「考察」「現代」が見受けられる。
動詞では、
「取り上げる」「図る」
形容詞では
「大きい」「重い」「無い」?「望ましい」
さらに「学習」に着目して分析
第2章 地理歴史科の各科目
第1節 地理総合1 科目の性格と目標(1) 科目の性格(2)目標
に示されたテキストで「学習」との繋がり↓
第2節 地理探究1 科目の性格と目標(1) 科目の性格(2)目標
に示されたテキストでの「学習」との繋がり↓
両者を比較してみての印象だが
両方に共通して多い用語は「地理」と「学習」だが
身近な地域や見方を学習するのが「地理総合」
より現代的なテーマを取り上げ深掘りするのが「地理探究」