ギリシア語には「時」を表す言葉が2つある
「クロノス」と「カイロス」である。
前者は過去から未来へと一定速度・一定方向で「機械的に流れる連続した時」を表現し「時刻」とも呼べる。
後者は「人間の内面的・主観的な時間を表す時」であり「時間」とも呼べる。
学校の日課は「クロノス」で動いているが、
授業や行事・友達との活動で印象に残る瞬間、密度の濃い時間を
体感することがあるこれが「カイロス」だ。
我々は日々「クロノス」に追われているが
「カイロス」がたくさんある人生の方がきっと幸せだろう。
未来の学校は「クロノス」と空間を飛び越え
「カイロス」がたくさん詰まった
学校であって欲しい。
自然界の時間は実りの時節を迎えている。