Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

高等学校教員のための指導力向上セミナーで話したこと。 その②

昨日の続き・・・

 
「合格ではなく、その先で何をするかを目標に」
 本校のインターンシップ普通科の先駆けとして平成16年(2004)年より導入された。
 入学直後に独自の進路ワークブック「進路ナビゲーション」を配布している
(内容は毎年改訂している。印刷はせずデータで職員サーバーにて保管し担任の工夫が加えられるようにして配布している、生徒各自で利用したシートはファイルに保管させている)
 
 これには入学から高校三年生の志望校決定までの様々な進路行事やガイダンス、あるいは適性検査や外部模試・生活の記録・進路を決めるための情報収集方法などを載せている。
 
 説明する時間がなかなか確保できないので生徒・保護者が読んだだけで理解できるような工夫もしている。
 
 LHR等でワークを活用し進路発達度検査、職業レディネス(VRT第3版)、外部業者による適性検査や模試の記録、ガイダンスやそれに応じた夏休みの啓発体験のアドバイス等をしている。
 
 個別面談や三者面談でも活用している。7月には一年生全員参加の「職業レクチャー」があり、その講座選びにも適性検査の結果などを活用。
 夏休みにはインターンシップ・ジョブインタビューのいずれかを体験する。
 体験は休み明けの発表会で共有化し文理選択や科目選択に役立てる。
 インターンシップへの参加はイベントではなくしっかりとガイダンスの流れの中に組み込んでいる。
 
 近年は生徒の関心も高く100名以上が参加した年もある。
(その後海外研修が夏期実施となったため参加者は40~50名程減少し例年70名程度となっている。)
 
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