Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

第36回全高進進路学習セミナー(東洋大学)に行ってきました!①-3

リクルート『キャリアガイダンス』編集を通して見てきた高等学校進路指導の変遷」前編集長角田浩子氏 講演より

 

進路指導とキャリア教育の変化

インターンシップ
・外部との連携
NPOとの連携
・地域
・高大
・ベクトルの変化→なりたい職業を考えさせて逆算・自分探しはもう古い
(自己理解は大切だが)
→考える対象が自分から他者になった
・「社会課題」にどう取り組むか、若者支援も増加
・疲弊している教師が無理なく実践できる
・授業の中でキャリアデザインできる→日常の授業をアクティブラーニングに!
・教科でキャリア教育やっているのは2割程度
 
 

アクティブラーニングとは?


・発見学習・問題解決・体験・調査・グループワーク・・・・・
授業改革が大きなテーマ
・学力を上げることとキャリア教育は対立しない
・変化が加速している、ここ数年の変化が激しすぎる。
 30年分の変化が一気に来ている。
・高校教師が付けたい力
 ①生徒を理解する力
 ②カウンセリング
 ③授業の順
(2003も2013も変わっていない!)
・時代変化とキャリアの成長曲線、
 がんばって積み重ねたものが突然無価値になることもある
 のこぎり型の成長曲線で時にはゼロクリアされる時代
 しかしそこで現れる次の山は高いものになる
・コミュニケーション能力が教師には大切か?
 仲間作りの力が大切
Q&A
・高校生にメンターが必要か?
 しょっちゅう声かけして見ているということ
 外の世界を見ていること。
 
・年上の部下との接し方は?
 振る舞いは丁寧にでもやるべき事はやる。
 自分の力があってこいつはできているという感覚がポイント。

なんだかんだと言っても、「最も時間を割いて接してくれたやや視野の広い大人」 が高校生にとってはメンターになる存在なのかも知れません。時間を上手にやりくりして情報収集・研修を積み、かつ直接生徒と接する時間を増やすことがポイントかな? 新しいことを試みようとする場合、再任用などで増えている「ベテランの方」をどう巻き込んでいけるかもテーマでした。