Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

今、「総合的な学習」では何ができそうなのか?

「総学」のカリキュラムモデル

 教科横断型の代表選手である「総合的な学習の時間」
 今日的にアレンジするとどんな活動ができるのか?
 



 6つの例(①~⑥)
 21世紀に必要な「能力」に基づく「調和とバランス」
 
①「調査研究」型(研究者)
  ・環境、高齢化、郷土、などを調べて多様な方法でまとめる。
 ・モデル例→ 問題に触れる→計画→調べ→交流・実践→制作→批評→振り返り
 
②「綜合表現」型(表現者)
  ・演劇、ミュージカル、ビデオやホームページ、番組作り
 ・モデル例→ 鑑賞→モチーフの決定→情報収集→シナリオ作成→制作→上演→評価 
 
③「社会参加」型(ボランティア)
  ・ボランティアや職場体験、環境や人権の啓発活動。街づくりや奉仕活動も
 ・モデル例→ 出会い→問題分析→情報収集→計画→活動準備→実践→評価
 
④「企画実践」型(プロデューサー)
  ・環境フェア、国際交流フェスティバル、キッズマートなどの商業
 ・モデル例→ 夢や希望の明確化→ラフスケッチ・問題の設定→情報収集→立案→準備と広報→実践と運営→プロジェクトの振り返り 
 
⑤「協同交流」型(ネットワーカー)
  ・インターネットやテレビ会議での他校や他地域との交流・討論や共同作業
 ・モデル例→ 相手との交流→テーマ・計画立案→具体化の情報収集→作品の制作と共有→上演・意見交換→協同評価→新たなネットワークの発展 
 
⑥「自己形成」型(社会的自己)
  ・バーチャル同窓会やライフプラン発表会、自らの生き方を考える。
 ・モデル例→ 自分史の作成→成長と課題の発見→自己分析→評価・セッション→夢・目標の設定→発表会→自己成長を決意 
 
 
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※共通する特徴(5つのポイント)
・プロジェクト学習で作業や協同が中心となる。
・主体的にすすめる。
・問題意識や目的意識など自分の思いを実現する。
・社会参加によって活動や作品を生かす実践活動を行う。
・総合的な知識、技能、態度を体験を通して身につける。
 
 

 計画も大切だが、「走りながら変えていくこと」も大切。
 昨今の社会のスピードを考えると「実施しながら変革」できる
「柔軟性」が必要だと思われる。