Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

学びのイノベーションフォーラム 授業体験

・授業体験
 
・「曇って何だろう」

・今日みんなが答えを出していく問い
参照  このページの中にあります↓
 ※指導案と教材がダウンロードできます
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 〈基本的な流れ〉
・まず自分で書く(ここが基本)
・エキスパート→手がかりを三つ配る(A・B・C別々の手がかりを配る)
・クロストーク
・最後は自分で書きとどめる。
・クロストークの中で他人の発言
 「違うことを言ってもらって」「違う表現をしているうちに」答えが得られる。
 「あの言い方が良いな」→最終的に答えを出す
 「あの話の順番に組み立てると分かりやすい説明になるのか!」

 
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質疑応答
 「教師は答えをいつ示すのか?」「示す必要はあるのか?」
 教師が答えを「無理に渡すことはない」
 教師が示す一つの答えの例として示すことはあり得る。
 
・「あなたの知識はあなたがオーナーなのだから」
 「あなたの答えを出す!」べきなのだ
 

・評価

 
 説明した内容について例えば
・①~⑤のポイントがあって
  いくつ書けてているかをチェックする
 いくつかのポイントが欠けていたとしても
 (すぐ教師が教えるのではなく)
 本人が気付くまで待つというのが理想!
 
・難しい問いに対しては、
  答えを示し、なぜそれの答えが正しくなるのかを説明させる!
 
・個人内の評価としては最初と最後の違いを見る。
 これが基本

・教師が「答えを持っている人」という立場を変えたい
・「自分で考えられる人」になって欲しい
 
・ALの回数は何回が良いか?
 その現場で教師の手に馴染むかという感覚で!
 生徒のアンケートを基に考えれば良い
 
・テストとしては
 理由を記述させたり、
 じゃ「これを検証するにはどんな実験をしたら良いのか?」
 といった発問も良い。

 
 実践に結びつく臨場感ある質疑応答でした。
 ただし、実際「入試」という現実も背負っている現場から見ると
 それは理想なんだけれども、しかし・・・・と思う部分も
 この辺りは、入試制度の変化や、教授方法の進化の両面から
 やがて埋まっていく部分であって欲しいなぁ