「加藤先生って誰?」
若い頃に先生とその仲間達による「学び合い」に参加させていただき
授業づくりを学ばせていただいた。
授業づくりを学ばせていただいた。
先生の書かれた数多くの著書は
今も授業造りに行き詰まったとき
手をさしのべてくれる。
今も授業造りに行き詰まったとき
手をさしのべてくれる。
「生徒授業」についての一部紹介
加藤先生は地元の中学校ではなんと
生徒が教壇に立って授業を進めるという、
生徒が教壇に立って授業を進めるという、
チャレンジ「生徒授業」を行っていた。
そことについて「学び合う社会科授業」(上)入門・地理編に記されている部分
中学2年生のとある生徒
授業準備に3時間の指導を当てている
さらに、生徒本人は2時間の自宅学習をして「授業プラン」を作成している。
授業準備に3時間の指導を当てている
さらに、生徒本人は2時間の自宅学習をして「授業プラン」を作成している。
初めての授業が近づくと不安と緊張に襲われ前半は少し緊張する。
しかし、後半は自分に戻る事ができて
しかし、後半は自分に戻る事ができて
見事に自分の作ったプランを確かめながら授業を終えることができる。
そして、授業をした生徒の感想
「僕はこんなに授業に集中したことはなかったし、教えるつらさも分かりました、いろいろな人達が手を挙げてくれたし、先生も褒めてくれました。またやってみたいです。」
加藤先生は、この「生徒授業」と通常の「教師授業」の違いについて次のように述べている。
「授業者」となる生徒本人の中に普通の授業とは比べものにならない深さで個人内学習が進む。
ただ発表するのでは無く、友達の「反応を想定」し、皆を引きつけ、皆が学びたくなるように柱を立てている。そこには「楽しく分かる」を超えた「厳しさを乗り越えての成長」がある。これは「生徒授業」を体験した生徒共通の感覚のようだ。
もう一つ「生徒授業」においては、プリント一枚や地図一枚で対話・交流・相互触発が活発に行われている。
これは、教師→生徒の上下関係ではなく、生徒同士という同じ「地平線」で学び合っているからであると述べている。
このような「学び合い」に向けて皆で協力していくところにも、この「授業チャレンジ」の意味があるとしている。
このような「学び合い」に向けて皆で協力していくところにも、この「授業チャレンジ」の意味があるとしている。
最後に述べられているのは「『生徒授業』は『教師授業』の『代行』ではない。その二つはお互いに補い合って学習をより豊かにしていく。」という言葉、この本は8年前に書かれているので実践は10年以上前のことと思うがアクティブかパッシブかといった今の「アクティブラーニング」の周辺に取り巻く疑問はとっくに超越されていたようでした。