Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

「何をしたら良いか分からないんです・・・。」私の場合

昨日「フアシリテート」させていただいた研修会
 参考事例として触れたこと
 
 (参加された先生方からのアイデア↓)
イメージ 1
 
「何をしたら良いのか分からないのです・・・・。」
私の場合
①知っている仕事、仕事に関する知識を増やす↓
適性検査の結果などに載っている一覧を使って
世の中に沢山の仕事があることを知ってもらう。
 
②「やりたいこと」と「できること」は違う
「できそうなこと」で考えると選択肢が増えるのでは。
(逆の場合もあるが・・・)
 
③「やりたくないこと」ならすぐ気がつく
「やりたくない」ということなら気がつきやすい
職業適性等でやりたくないものの反対にあるものを探ってみる
(ホランドの理論なんかどうだろう)
 
④「無意識に選んでいること」に気付かせる
「良く見るテレビ番組」「気になったコマーシャルや広告」「読書履歴」「ネットサーフィンで良く見る分野」など以外に無意識に選んでいる。
例えば面接中に新聞を見せて気になる話題を発見したり、テレビ欄を見てどの番組に興味があるか聞く
 
⑤「他人に聞く」
特に生育歴を知っている両親や親戚・昔からの友達などがどう見ているか
学校によっては「ジョハリの窓」が有効の場合がある
(ある程度お互いが打ち解けてから取り入れるべき、お互い初対面や遠慮し合っている状況だと上手くいかない)
 
⑥「啓発的体験」をする
インターンシップだけで無くジョブシャドーイングや講話だけでも良い、
職業調べやインタビューも有効
「行動する」ことをきっかけに「思考」が生まれる
 
⑦「適性検査」を受けてみる
VRT・VPIあたりがお薦めか
 
⑧「オポチュニティーコスト」を考えさせる
「あるモノを選ぶことはあるモノを失うこと」
選ばなかったモノで失うモノは何かを考える。
 
⑨「イメージを描く」
一年後三年後十年後・・・
将来のイメージを絵でも文章でも描いてみる。
 
⑩世の中が、地域が何を求めているのかを考え
 そこから自分の進路を考える
 自分軸から→社会・地域軸に移行させてみる
 自分を育んでくれた
 地域はどのような問題を抱えているのか
 どのようにコミットできるか
 その中で自分は誰と何をすべきか
 どのように社会に貢献できるか
 こういったことを軸に考える
 
イメージ 2
 
デューク大学のCathy Davidsonの研究 
「2011年度にアメリカに入学した 小学生の65%は、大学卒業時には今は存在していない職に就くだろう」という話が良く語られている
 
進路に関しては
今の若者は「宇宙船世代」
社会に出たら
自力航行
支援の手をさしのべるのはなかなか難しい
しかも
宇宙では異なる考え方の人々と協力していくのが前提
アンカンファタブルな世代
 
国内で完結し
ダイヤも
路線も決まっていて
途中の駅も
終着の駅も分かっていた
昭和の「列車世代」
とは違ってきている
 
最初にどの方向に飛び出すか
少しの角度の違いが軌道を決めたりする
主体的な自力航行へ向けてトライ!