受験の感想はどうであれ
よく頑張りました。
問題の実物を持ってきてくれたので
次年度に繋げるために問題をじっくり解いてみました。
2019東京大学 前期 地理
今年の感想と分析
客観問題は5問増加したが論述は3問減少、記述行数も-5行、リード文が長文化
第1問
設問 A
※気候区と気候区の特性、地道な作業が大事かな。
河川の名前は語呂合わせでOK
冬季の東アジアはシベリア気団に支配される。
→風向・地形で降水の推測可能
設問 B
新傾向の問題、かなり昔に等高線を引かせた問題があった。
メッシュが1㎝なら5万分の1の地形図のイメージ、
地理学科時代の「切峰面」実習を思い出す。
(メッシュの最高点をとって等高線を引くことで原地形を推測する。)
標高だけ書かれた図1-3に50mおきに等高線を引いてみると良い。
地形図は出なかったが地図に関する技能は必要。
(2)は地域の人口を合計して面積で割る・要計算→65000人÷3㎞×3㎞
(3)一般的な集落立地の法則で述べる。
第 2 問
設問 A (なかなか難しいかも)
(2)※輸入食品が多くフードマイレージが高い日本、
エネルギー輸出国のロシア、世界の工場である中国から考える。
(3)※Australiaの輸出品は?石油や鉱物も
(4)※グローバルバリューチェーン(GVC)国際分業体制
この傾向はニュースや新聞で捉えて、まとめておく必要あり。
設問 B
観光分野は時事問題として注目・基本必須事項・所得と総人口の統計は基本
※自然→まず地形と気候
第 3 問
時事問題である。
中学校の内容→日本の統計と地名のチェックは必須
設問 A ※統計に簡単な記号を付けて傾向分析すると分かりやすい。
※日経新聞などチェックが理想だが。
※沖縄と北海道はITやコールセンターも盛ん。
設問 B ※地理好き地図好きは獲れるがそうでないとこれは難問かも知れない。
(1)※⑦は国東半島⑥は能登半島、この辺りは難しいかも。
(2) トレンドだが自動車工場の撤退はニュースに接していないと分からないかも。
(3)海外アクセスが向上しグローバル化が進行だが
国東半島の立命館アジア太平洋大学?やITは難しいかも。
日本地理の部分はなかなか難問かな。
吉報を待っています。