Geogami’s blog

日々の身の回りの出来事を中心に、 キャリア教育・地理教育 アクティブラーニングなどの教育方法 ICT等の話題を綴っています。

【教員フォーラム】 Teacher 3.0-beyond FORUM ⑦

※ 個人の聴講メモ・感想です。

AIの進化は、私たち教育者に何を迫るか
松尾 豊 氏(東京大学大学院工学系研究科 特任准教授)
 研究か教育か二項対立でなく・・・・

①多数パラメーターの中の科学
②資本主義の中の教育
③知能と生命
 本日の話の三つ

イメージ 1


①多数パラメーターの中の科学
 将棋のA.I.「王」を真ん中に置くというのは
 人間は考えなかった!
 思考の範囲を人間は狭めて考えるが
 A.I.はそれにとらわれない。

人工知能は「スーツケースワード」

 ある時は、IT系 従来からあるIT技術の擬人化
 ある時は、ビッグデータのこと
 そしてある時は、ディープラーニング系の技術

 ディープラーニングは画像の読み取りが得意
 2015年2月に人間の精度を超えた。
 医療の画像認識で使われるようになった。 
 現在は世界中で活用されている。


 顔認証→空港など
 顔認証
 ロボットが作業をする。

 「眼」の誕生!
 眼ができて生物は種が多様化した
 機械ロボットが眼を持つ
 農業建設色
 機械ロボットのカンブリア爆発

   大学ではなく
 高専のコンテストが今熱い!

原理

 ディープラーニングの原理は 
 「最小二乗法」
 深い関数を使う
 計算結果を使って再度計算する。
 AI同士で戦って勝った方から学ぶという形で囲碁将棋は発達

②資本主義の中の教育
 
 労働人口の49パーセントが人工知能やロボット等で代替可能になる一方
 新しい仕事がでてくる。
 
イメージ 2

③知能と生命
 知能の仕組みなのか 生命の仕組みなのか
 知能は問題解決 生命は生存

 なぜそうなっているのかがわからない
 現象をモデル化できる
 でもなぜそうなるかはわからない
 人間は理解できる6~7の範囲のパラメータしかモデル化できなかった
 モデル化できることと
 そうでないことのギャップ
 ここが人間の特徴・・・

 人間の特徴を生かす事が大切